万葉の里・国分寺市障害者センターは、利用者本位のサービスの実現に努めます。

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万葉の里

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万葉ミニだより「合理的配慮って何? ~一人ひとりに寄り添う支援の徹底~」

 近年、障害のある方に障害を理由とした差別をせず、障害のある人もない人も平等に暮らしていける社会を実現しようという考え方が浸透してきているように感じています。例えば、新聞のテレビ欄を見ていてある変化に気づきました。それは、生放送番組以外の多くの番組に、副音声や字幕放送対応番組を表すマークが付いていたことです。数年前までは高視聴率番組でも副音声や字幕がないため、「見たことない」という声や「副音声付きDVDが出るまで待たなくちゃ」という声を聞いていたので、この変化にささやかな喜びを感じました。この流れは、2006年に国際連合で採択された「障害者の権利に関する条約(以下「障害者権利条約)」 に2014年に日本が批准し、それにより国内法にも「障害を理由とした差別の解消の推進に関する法律(以下「障害者差別解消法)」のように、障害者に対する差別をなくそうとする法律ができたことが大きな一つの理由のように思われます。

障害者権利条約と障害者差別解消法の大きな特徴といわれるのが、障害者に対する合理的配慮という考え方です。合理的配慮とは、たとえば車椅子の方がお店に入る時、段差のあるところにスロープをつけるなどの配慮をすることなどが、代表的な例として挙げられます。合理的配慮は、役所などとお店や会社では違いがあります。まず、役所などは、必ず合理的配慮をしなければならない義務があります。一方、お店や会社などは義務ではなく、障害のある人ができるだけ困らないように努力するということになっています。例えば、来店前に事前に連絡があれば対応するなど、それぞれのできる工夫が試行錯誤されています。

 障害者センターでも、この合理的配慮を理解し、対応できるよう努めています。例えば、車椅子の方には車椅子のままでも活動に支障がないように、高さを簡単に変えられる机を使ったり、知的障害の方には、一日の活動の流れを写真や絵で提示してわかりやすくしたり、利用案内やイベントのチラシにルビを振る等の配慮を行っています。

 日々の支援においても、利用者一人ひとりにしっかりと目を向けて、利用者が必要とする配慮は何かを考え、ご本人の申し出があった時に適切かつ速やかに配慮を出来るよう努力しています。必要以上に配慮の押し付けをせず、利用者の持っている力を発揮する機会を減らさないように、ご本人と話し合いながら、安心してご利用いただけるようにと考えています。利用者一人ひとりに寄り添う支援により、適切な配慮の行き届いた施設へ、少しずつでも着実に努力を重ねていきたいと思っております。

  H・S

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